ギベトン

ギベトン(英語:Gibbethon)は旧約聖書に登場する地名でダン族の相続地にあった町の名前である。「盛り上がった所」という意味である。現在の、テル・エル・メラテであると言われる。

レビ族の氏族の一つである、ケハテ族に与えられた町のひとつである。北イスラエル王国ナダブ王をバシャが、ギベトンで殺害して王となった。

その後、ギベトンはペリシテ人の支配下に陥ったが、イスラエル軍がペリシテ人から奪還しようとしていた時、ジムリがバシャの子エラを殺して王となったという知らせ受けたので、イスラエル軍のオムリ将軍を王とした。

トゥトメス3世がシリヤ遠征の時に用いた「海の道」の西分岐道路上重要な要塞であった。

参考文献

アシェル族
ナフタリ族
ゼブルン族
マナセ族
イッサカル
ガド族
ルベン族
エフライム族
ダン族
ベニヤミン族
ユダ族シメオン族
レビ族
バビロン捕囚
逃れの町
カナン人
ペリシテ人
アラム人
モアブ人
周辺民族
関連項目