ロンドン動物園

ロンドン動物園(1835年)

ロンドン動物園(ロンドンどうぶつえん、London Zoo)、はロンドンの中心部ウェストミンスターに存在する世界で最初の科学動物園である。1828年に開設された当初は科学的研究のために動物を収集しておくことが目的であったが1847年に一般公開された。現在では650種以上の様々な動物が集められている。

本動物園はロンドン動物学協会により経営されており、その敷地はロンドンリージェンツ・パーク の北端付近を占めている。リージェンツ運河が動物園内を貫流している。ロンドン動物学協会はベッドフォードシャー州により敷地面積の広いホィップスネイド野生動物園も所有しており、ゾウサイのような大型動物はそちらで飼育されている。

施設

ペンギンの給餌

初期の段階からロンドン動物園は建築物の設計を一流の建築家に依頼することを誇りにしてきた。次にあげる建築物が特に有名である。:

  • 時計塔(1828年。本来はラマ舎として建てられた)およびキリン舎(1836年 - 1837年)は、デシマス・バートンにより設計された(両者とも、第二級指定建築物)。
  • マピッン・テラス(1913年 - 1914年)は、サー・ピーター・チャルマーズ・ミッチェルおよびジェームズ・ジョアスによる設計(第二級指定建築物)。
  • スノードン禽舎(1962年 - 1964年)はスノードン卿、セドリック・プライスおよびフランク・ニュービィの設計。
  • 舎および(サイ)舎(1962年 - 1965年)は、サー・ヒュー・キャソンおよびネヴィル・コンダーが設計した。(現在こうした大型動物には不適とみなされている。)

著名な建造物

ペンギンプール

1930年代に作られたペンギンプールは、初期の鉄筋コンクリート建築として高い評価を受けた。ペンギンは新しい展示施設に移されているが、プールは保存されている。

  • 旧ペンギンプール
    旧ペンギンプール
  • 旧ペンギンプール
    旧ペンギンプール
  • バードケージ (The Snowdon Aviary)
    バードケージ
    (The Snowdon Aviary)

有名な動物

映画に登場するロンドン動物園

多くの映画およびテレビ番組がロンドン動物園で撮影された。有名なものとして『ハリー・ポッターと賢者の石』が挙げられる。

脚注

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  1. ^ 今注目のアプリ、書籍をレビュー『パンダが動物園に来る理由』(エキサイトホームページ書評)

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ロンドン動物園に関連するメディアがあります。
  • ロンドン動物園の公式サイト
  • ロンドン動物学協会 The Zoological Society of London (ZSL)
    • ロンドン動物学協会の歴史
  • リージェント・パーク内のロンドン動物園の位置を示す地図
  • リージェント・パーク周辺の地図
  • 英国政府観光庁 - イギリスの動物園
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